受験生や社会人の間で「記憶の定着に役立つ!」「復習タイミングがわかりやすくて、勉強がはかどる」と話題になっている「エビングハウスフセン」。
100年ほど前のドイツの心理学者エビングハウスが発見した「エビングハウスの忘却曲線」という理論をもとに作られた付箋です。
エビングハウスの忘却曲線を利用した学習法とは?
「エビングハウスの忘却曲線」とは、あるタイミングで復習をすることによって、忘れた内容を思い出しやすくなり、復習を繰り返すことにより、学習したことが記憶に残りやすくなる(忘れにくくなる)というもの。そのタイミングは、1時間後・1日後・1週間後・1か月後がいいとされています。
出典:さくら個別ができるまで
しかし、この「復習するタイミングを管理する」というのがとても大変!とにかくしんどい(;´Д`)
その大変な作業を、簡単にしてくれるのが「エビングハウスフセン」です。
どこで売ってる?価格は?エビングハウスフセン
「エビングハウスフセン」ですが、Amazonや楽天では売っていません。
CHOOSEBASE SHIBUYAというオンラインショップで販売されているのですが・・・ちょっとお高い(;´Д`)
エビングハウスフセンは、「片面タイプ・両面タイプ」「ミシン目あり・なし」「31日・30日・28日」があります。
代表的な「エビングハウスフセン・片面タイプ・ミシン目なし・31日用」は、15枚つづりで770円(税込み)。
エビングハウスフセン「15枚つづり」「20枚つづり」とは?
「15枚つづり」というのは、同じ付箋が15枚ずつある、ということ。
エビングハウスフセンは切り取って使うので、同じ付箋は再利用できません。
2月1日に勉強した箇所が5科目それぞれ1か所ずつなら、①の付箋を5枚使うことになります。
エビングハウスフセンの送料も高すぎ!
オンラインショップで購入する際、送料が550円かかります。薄っぺらいんだからメール便にしてくれれば…とも思うのですが(*_*;送料・・・高すぎですよね。
一番安い770円のエビングハウスセットを買う場合、エビングハウスフセン770円+送料550円で、1320円かかります。
ただの付箋に、1000円以上かけるのはもったいない?!
エビングハウスフセンの効果や、自分の勉強スタイルにに合うか、もよくわからないし・・・
市販の付箋を使えば、自作で安く作れそうなので、作ってみました!
市販の付箋で手作り!エビングハウスフセンの作り方
用意するものは、付箋とペン。付箋は何でもいいです。
カレンダーもあるとGOOD!!
カレンダーは、今月分と来月分があれば、とりあえず大丈夫です♪
1か月分作るのは大変なので、まずは1週間分作ってみましょう!
①一番下に「学習する日」を書きます。
付箋を7枚並べて置きます。
一番左に今日の日付、その横に「+1」した数字を書いていきます。
②一番上に「次の日」の日付を書きます。
一番下の数字に「+1」したものです。
カレンダーで確認するとこんな感じ♪
③学習日の「1週間後」の数字を書きます。
一番下の数字に「+7」したものです。
1週間ごと作っている場合は、「学習日」の一番右の数字に「+1」したものから書き始めればOKです。
④学習日の「4週間後」の数字を書きます。
一番下の数字に「+28」したものです。ここが地味にめんどくさいね。
カレンダー見ながらやりましょう。
月末に来たら、次の月の1日から書いてあげてくださいね(*^▽^*)
これで完成!
1日に何ページも勉強するよって方は、使う分の付箋を用意して、書き写しましょう♪
慣れれば1分かからずにできちゃいますよ!
忘却曲線どう活用?エビングハウスフセンの使い方
「エビングハウスの忘却曲線」と活用した「エビングハウスフセン」。使い方はとても簡単です♪
①学習したら、学習した日のエビングハウスフセンを貼ります。
②次の日学習したら、エビングハウスフセンの一番上の数字を切ります。
新しく学習したところには、新しい付箋を貼ってね(*^▽^*)
昨日学習したところを復習したら、はさみでチョキン♪
これの繰り返しです!
エビングハウスフセンを始めて一週間
順調に毎日やればこんな感じ♪
8日目は新しいエビングハウスフセンを用意!
こんな感じに、付箋だらけになっていきます。
付箋はどんどん増えていくけれど、勉強したページの付箋はどんどん短くなる♪
くせになると、楽しいですよ~!
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