2024年5月10日に大規模な太陽フレアが発生したそうです。
これにより、「大規模地震に注意」という情報が流れています。
実は、能登地震の直前にも大規模な太陽フレアが発生していたそうです。
太陽フレアと地震の関係についてまとめました。
大規模な太陽フレア発生で注意喚起!
2024年5月8日、NASAから、太陽の黒点群から大規模な太陽フレアが発生していると注意喚起がありました。
太陽が大変なことに! 巨大な黒点群です。NASAによると黒点群からは最大規模の太陽フレアが発生中とのことです。過去数十年間で最も太陽活動が強まっていると言われています。地球環境に悪影響がなけれはいいのですが。(ken)#NNS #気象 #山梨 #太陽黒点 #太陽フレア pic.twitter.com/S6MavxlFkL
— NNS 気象情報室【公式】 (@NNS_kishou) May 9, 2024
太陽フレアはなぜ危険?
太陽フレアはなぜ注意が必要なのでしょうか。
太陽フレアが発生するとエックス線などの強い放射線や電気を帯びた粒子を放出し、規模が大きいと地球の磁場が乱れる磁気嵐が起きる。 -産経新聞ー
この磁気嵐が問題のようですね。
過去最大規模Xの太陽フレア
今回の太陽フレアは、過去最大クラスのクラス「X」にあたるそうです。
太陽フレアの強さは、発生するエックス線の強度で測ります。
弱い A → B → C → M → X 強い
の順で強くなるため、「X」は、最高クラスの強さとなります。
ちなみに、段階が一つ上がるごとに「10倍」の強さになるそうです。
NICTが10日までに臨時情報として、8~9日までにXとMクラスの太陽振れが4回発生したと公表。これを受け宇宙物理学者の柴田一成氏は10日、自身のX(旧ツイッター)に、最初の衝撃波が日本時間で11日午前7時頃「地球に衝突!」と投稿。米海洋大気局(NOAA)が磁気嵐の発生を予報していることを紹介した。 -産経新聞ー
この激強な「太陽フレア」は、1度だけでなく、すでに4回発生しているのは驚きですね。
太陽フレアで地震、噴火、大雨に注意!とは
この太陽フレアの影響ですが、「携帯電話が使えなくなる?」程度ではなく、「地震、噴火、大雨に注意!」とものものしい注意喚起がされています。
先日、太陽フレアの発生を注意喚起する記事を書きましたが、多数のフレアによる影響が11日に地球に到達する予定です
5/11早朝に日本でも低緯度オーロラが発生する可能性。強烈な磁気嵐による通信障害の可能性あり
また同時に地震、噴火、大雨にも注意です pic.twitter.com/TqyAzRHHpO— 洪正幸@スピリチュアル作家 (@oomizumasayuki) May 10, 2024
北海道でもオーロラ(低緯度オーロラ)が見られるそうなので、それはちょっと見てみたいですが・・・( *´艸`)
太陽フレアと地震の関係!能登地震の直前にも?
実は、Xクラスの太陽フレアは、以前にも起きています。
それが、2023年12月31日21時55分です。
そして、能登地震は2024年1月1日14時40分ごろに起きています。
ただし、京都大学物理統計学分野研究所のサイトには
とあるので、必ずしも太陽フレア=大地震ではないそうなのです。
磁気じょう乱後1か月以内に大地震の確率100%?
能登の地震以外の他の大地震の前にも磁気嵐は観測されているそうです。
大地震の前に磁気嵐が観測された例
- 2011年3月11日 東日本大地震:10日前に磁気嵐を観測
- 2016年4月16日 熊本地震:4日前~2日前に磁気のじょう乱を観測
- 2018年9月6日 北海道胆振東部地震:12日前~10日前に磁気嵐を観測
日本では、磁気嵐が起きた半月後に大きな地震が起こっています。
大地震の前に地磁気の異変が現れたことは確かめられましたが、これだけでは3事例だけですので科学的な検証とは言えませんね。 そこで私は2011年の東日本大震災以降で2021年5月11日までに日本で起きたM6以上の47個の地震について、 果たして地震から半月前までと1か月前までに地磁気のじょう乱が現れていたか否かを検証しました。 検証結果は、半月前までに磁気擾乱が現れた比率は78.7%でした。1か月前までに地磁気じょう乱が現れたのは100.0%でした。 驚きでしたね!地磁気じょう乱が現れたら1か月以内には「どこかで」M6クラスの地震が起きると言えるのです。 ーJESEA Blog 村井俊治の部屋よりー
JESEA名誉会長で、東大の名誉教授でもある村井俊治さんによると、
そうです。
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