静岡市立病院の橋本洋右(ようすけ)医師。
2024年5月12日のナニコレ珍百景に登場。腹腔鏡手術に使う道具鉗子(かんし)で折り鶴を折る様子がすごすぎる!と話題になっています。
橋本洋右さんは何者なのでしょうか。
橋本洋右は何者?Wiki風プロフィール
橋本洋右さんのプロフィールはこちら!
- 名前:橋本洋右
- 読み方:はしもと ようすけ
- 生年月日:1968年ごろ
- 年齢:55歳
- 職業:消化器外科医師(静岡市立静岡病院)
- 専門領域:大腸
橋本洋右さんは、静岡市立静岡病院の循環器外科の課長で、救急治療室長を務めています。
2012年から鉗子(かんし)で折り鶴を折る練習を始め、2022年には世界大会で優勝するほどの腕の持ち主になっています。
10年間に鉗子で折った折り鶴は1万羽に上ります。
橋本洋右の学歴
橋本洋右さんの学歴は次のように公開されています。
橋本洋右の学歴
- 1987年 静岡県立富士高等学校 卒業
- 1994年 神戸大学医学部 卒業
- 1999~2004年 大学院
- 2004~2008年 アメリカへ研究留学
橋本洋右さんは、静岡県立富士高等学校時代は、美術部に所属。
一見、美術と医学って関係なさそうですが、美術部時代の経験が、手術記録で絵を描く際にも役に立っているそうです。
橋本洋右の経歴
橋本洋右さんの経歴は次の通りです。
- 2008年 静岡県立静岡がんセンター大腸外科
- 2010年 静岡市立静岡病院 外科・消化器外科
橋本洋右の折り鶴経歴
橋本洋右さんは、いつ、どのようにして折り鶴を始めたのでしょうか。
- 2012年7月 腹腔鏡手術のため、ドライボックスで折り鶴を降り始める
- 2015年6月 千羽鶴完成
- 2015年7月 市川石(日本医大)のブログ上で「神の手チャレンジ」始まる
- 2021年10がつ 2分切り達成
- 2022年3月 1万羽達成
- 2022年12月 第1回神の手チャレンジ全国(世界)大会優勝
2012年「鉗子で折り鶴」を始めたきっかけは「試験不合格」
橋本洋右さんが腹腔鏡手術に使う道具鉗子(かんし)で折り鶴を始めたのは、2012年7月。静岡市立静岡病院に勤務していた時です。
2012年5月、日本内視鏡外科学会の消化器・一般外科領域の技術認定試験で「非優位側の鉗子操作が稚拙である」として、不合格になったのがきっかけです。
不合格の結果にショックを受けた橋本洋右さん。
その時、静岡市立静岡病院は医師の数が多く、橋本洋右さんは、手術の経験が多く積めずにいました。
トレーニングの必要性を感じて模索する中、国立がん研究センター東病院の木下敬弘医師による講演のDVDの中で「鉗子による折り鶴トレーニング」を目にし、静岡市立静岡病院内の内視鏡手術トレーニングの台に、折り紙を置いて練習を始めます。
今では1分52秒の世界記録を持つ橋本洋右さんですが、初めて折ったときは1時間以上かかったそうです。
折り鶴には、番号・日付・かかった時間が記載されています。
2015年6月 1000羽完成
2015年6月、橋本洋右さんは1000羽目の折り鶴を折り上げました。
1羽を作るのにかかった時間は8~10分にまで短縮。このころには「鉗子が指先のような感覚で操れるようになった。」と感じたそうです。
内視鏡外科学会の技術認定も合格しました。
2022年3月 1000万羽達成
折り鶴1000羽を達成したころから、折り鶴づくりが「トレーニング」ではなく、「趣味」になっていった橋本洋右さん。
折り鶴チャレンジが医師たちの中で広がっていく中、橋本洋右さんは「レジェンド」とあがめられていきました。
2022年3月には折り鶴10000羽を達成!
現在も2日に1回のペースで10羽ずつ折り鶴トレーニングをしているのだそうです。
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