東京国際大学の留学生では、エティーリ選手の活躍が目立ちますが、アモス・ベット選手も強力な留学生として注目されています。
アモス・ベット選手はエティーリ選手と同じくケニア出身ですが、ケニア時代の活躍ぶりも気になりますね。
今回はアモス・ベット選手のプロフィールやケニア時代から現代までの活躍について調べてみました!
アモス・ベットは何者?Wiki風プロフィール
アモス・ベット選手のプロフィールはこちら!
- 名前:アモス・ベット
- 読み方:あもす・べっと
- 生年月日:2000年8月3日
- 年齢:24歳
- 出身:ケニア
- 学歴:セントピーターズイテンデイ→東京国際大学・人間社会学部在学中
- 所属:東京国際大学
- 種目:長距離走
- 特技:走ること
- 自己最高記録:5000m 13分16秒85
10000m 27分48秒00
アモス・ベット選手は2000年8月3日生まれ。
ケニア国籍の陸上選手です。
2023年に東京国際大学に留学生として入学しました。
リチャード・エティーリ選手と一緒に留学しましたが、ベット選手はエティーリ選手より3歳年上です。
先に卒業したイェゴン・ヴィンセント選手と同い年なんですね。
エティーリ選手の活躍が目立つこともあり、注目度がやや低くなっていますが、実力はエティーリ選手と同等、スピードは上回りスタミナも兼ね備えていると評判です。
実際、駅伝での実績はベット選手のほうが豊富ですね。
Xでもベット選手の実力を認める投稿がありました。
東京国際大学での記録
アモス・ベット選手は東京国際大学に入学後どのような成績を残しているのでしょうか?
来日後のベット選手の活躍ぶりについて調べてみました!
日本学生対校選手権1500m決勝
ベット選手が注目されたのは、2023年9月15日「陸上 日本学生対校選手権・第2日」のことです。
アモス・ベット選手は男子1500m決勝に進出し、トップでゴールしました。
しかし、最後の直線で斜行し他の選手を妨害したとして残念ながら失格になりました。
それでもスローペースの展開から、ラスト400mで52秒前半のスピードを出すなど、存在感を示しています。
第55回全日本大学駅伝の関東学連推薦校選考会
アモス・ベット選手は2023年6月に第55回全日本大学駅伝の関東学連推薦校選考会出場しました。
第4区でトップに躍り出ています!
第55回全日本大学駅伝の関東学連推薦校選考会が行われ、4組は東京国際大の留学生アモス・ベット(1年)がただ1人27分台となる27分59秒45でトップとなった。
月陸onlineより
競技後のインタビューでは、とても幸せだと答えています。
第50回大会以降の区間歴代10傑にも選ばれていました。
55回大会では、東京国際大学は8位入賞でシード権を獲得しています。
第56回全日本大学駅伝
アモス・ベット選手は第56回全日本大学駅伝に出場し、2区を走りました。
総合順位、区間順位ともに3位。
東京国際大学は総合で9位という結果で、惜しくもシード権獲得とはなりませんでした。
強い方が走る
エティーリ選手同様、アモス・ベット選手も箱根駅伝で走ることを目指しています。
2023年の箱根駅伝の予選会の前にはベット選手は以下のように語っています。
「強い方が走ります。私とエティーリはライバルであり、チームメートです」と話した。
スポーツ報知より
さらに駅伝を目標にしていることも語りました。
「今後の目標は駅伝。箱根駅伝を目指します」とベットは前向きに語る。この日、トラックレースの苦い失敗を糧にロードに向かう。
スポーツ報知より
エティーリ選手は2023年の予選会では転倒、2024年の予選会では腹痛で実力を発揮仕切れていません。
2023年に箱根駅伝の予選通過できなかったときには、以下のような意見もありました。
チームには、6月の全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会の最終組でトップを飾ったアモス・ベット(1年)という実力者がいて、予選会にも選手登録していた。あくまで結果論だが、ベットを起用していれば通過できていた可能性もある。
sportivaより
全日本大学駅伝での実績がありますし、スピードとスタミナのあるベット選手が有利かもしれませんね。
ちなみに、ベット選手もエティーリ選手も走りたい区間は「2区」と共通しています。
ケニア時代の活躍
日本で活躍するアモス・ベット選手は、ケニア時代にはどのような選手だったのでしょうか?
アモス・ベット選手のケニアでの活躍について調べてみました!
2022年ケニア選手権に出場
アモス・ベット選手のケニア時代の記録などを調べてみましたが、残念ながら情報は少なめでした。
しかし、東京国際大学に入学する前年の2022年4月に行われたケニア選手権1500mでは準決勝まで進んだことが明らかになっています。
ケニア時代から優秀な選手だったということがわかりましたね!
強い意志で日本へ
アモス・ベット選手はエティーリ選手とともに、東京国際大学に入学する以前に何度も日本に訪れています。
2人は強い意志を持って日本に来たとのことですが、特にベット選手は中村勇太コーチ(現監督代行)に強く訴えかけてきたのだそうです。
日本に来るにあたっては、何度も面談を持った。その上で自らの強い意志を持って、入学を決めている。特にベットは「絶対に日本に行きたい。これはマイドリームなんだ」と強く訴えかけてきたという。
sportivaより
環境が変わった時に、持ちタイムが速い選手が必ずしも活躍できるとは限らない。彼らの活躍は、強い意志の上に成り立っている。その事実を、中村コーチは強調する。
sportivaより
ケニアとは環境も気候も大きく違う日本で活躍できるのは、元からの才能はもちろん、日本で頑張るという強い意志とたゆまぬ努力にあることがわかりました。
ベット選手のこれからの更なる活躍に期待しましょう!
コメント