映画プリキュアオールスターズFがつまらない!6歳児の正直な感想

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「すばらしい」と評判の2023年映画「プリキュアオールスターズF」。

とても楽しみに娘と見に行ったのですが、娘は「つまらない」と途中で飽きて、ぼうぜんとしていました。

映画「プリキュアオールスターズF」の感想と、プリキュア歴の短い子どもと親子で楽しめるようにするためのポイントについて解説します。

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2023年映画「プリキュアオールスターズF」は高評価?

公開当初から評価の高かったプリキュアの映画。

「応援上映」というスタイルの映画では、大人のお友達たちが熱い声援を送っていたりしたようです。

しかしながら、78人もプリキュアの出る映画で、ここ3年プリキュアをかじった程度の娘が楽しめるものなのか?疑問に思いつつも、前評判に期待して、映画館へ行ってみました。

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映画「プリキュアオールスターズF」がつまらない理由

前半は楽しく見ていた娘でしたが、後半は飽きてミラクルライトで遊んでいた6歳の娘。プリキュア歴「3年」では、人生経験(プリキュア視聴経験)が足りなかったようです(;´Д`)

いかに「つまらない」につながったポイントを紹介します。

ネタバレ注意です!

登場するプリキュアがやたら多い。知らない子だらけ

20周年の映画ということもあり、78人のプリキュアが出てきます。

娘はここ3年のプリキュア(トロピカル~ジュ!プリキュア、デリシャスパーティ♡プリキュア、ひろがるスカイ!プリキュア)しか見ていないので、トロプリ5人+デパプリ4人+ひろプリ5人ぐらいしかわかりません。

プリキュア視聴者の多くが「幼児」ということを考えると、同じような状況の方、多いのではないでしょうか?(主な視聴者は幼児ではないという説もありますが…)

トロプリ・デパプリ・ひろプリの中では、ピンクのプリキュアは、デパプリのキュアプレシャスぐらいなのですが、それより前の世代だと、ピンクプリキュアがやたらと多いんですよね。

知らないプリキュアがやたらと出てきて、何やら繰り広げてくれたとしても、よく知らない人たちがだべってるようにして見えなくて・・・。ピンクのプリキュアもいっぱい出てきて、どれが誰だか、誰がどこのプリキュアの一員なのか、よくわからないままに終わってしまった印象です。

プリキュア変身シーンが少ない

プリキュアといえば変身シーン(変身バンク)。この変身シーンを大きなスクリーンで見られることを楽しみにいく人も多いのではないでしょうか。

映画プリキュアオールスターズFでは、変身シーンがカットなしで流れたのは、ひろプリのソラちゃん(キュアスカイ)だけ

ましろちゃんは、コールの後、すぐ変身した姿。他のプリキュアたちは、一瞬で変身した姿になります。

後で変身シーンのロングバージョンもあるのか?と期待しましたが、結局なし(;´Д`)

「73分」という映画の時間の都合上、変身シーンのカットは、しかたがないのかもしれません。

しかし、変身シーンは25分のアニメでも必ず1回はあるシーン。

もっといろんなプリキュアの変身シーン見られたら、それだけでお腹いっぱいだったろうにな、と思います。

戦闘シーン多すぎ。誰が戦っているのか、わからない

戦闘シーンが全体を通して、かなり多いです。

今までのプリキュアの映画を見たことが無いので、私には、映画プリキュアとして今回の映画の戦闘シーンの量が普通なのか多いのかわかりません。

ですが、体感的に多すぎるな~と感じました。

普段のアニメでは後半に数分しかない戦闘シーンが、映画プリキュアオールスターズでは、映画の始めから最後まで、戦闘シーンのオンパレード。

で、知らないプリキュアも多いので、何プリキュアの誰が戦っているのか?謎なままストーリーが進んでしまい、見ていて疲れました。

知っているプリキュアが多くて、それぞれの戦闘シーンや技に思い入れがあったら、面白かったのだろうと思うのですが、プリキュア歴3年の娘と私には、難しかったようです。

ストーリーが難しい。いつものアニメと違う

映画「プリキュアオールスターズF」では、78人すべてのプリキュアがしょっぱなから出るのではなく、序盤は、ひろプリの4人を中心とした4チーム17人で話が進みます。

これだけ多くのプリキュアが序盤から出てくるというのは、アニメではないですよね。豪華といえば豪華なのですが、そのうちの半分くらいが知らない人なので、序盤から「???」になります。

後半は、「世界の破壊」を繰り返すシュプリームと、戦うプリキュア。

いつもなら、ピンチになると仲間が増えたり、おもちゃが増えたりして、なんとか勝つのですが、全員集合しても負けちゃうプリキュア

そしてシュプリームが戦う理由が意味不明。プリキュアは自分より弱いけど、プリキュアになって戦って一番になってみたくて、それ用の世界を作ってプリキュアになったけど、一番強い敵を他のプリキュアに倒されて怒るって・・・怖っ!!!

そして、シュプリームにプリキュアとしての資格があるのかないのかわからないままに、めでたしめでたし♪で終わるラスト。

プーカかわいそう。シュプリームこわい

妖精プーカ。シュプリームとは別のチームですが、シュプリームと同じうさぎのマークがついているので、シュプリームとの関係をにおわせながら話が進みます。

しかし、視聴者側がプーカに情がわき始めてきたところでの、シュプリームのプーカへの仕打ちがひどい!

軽くトラウマになるシーンです。ちょっと子どもには怖すぎたんじゃないかな?

全体を通してキュアシュプリーム(プリム)が怖いです。プリムの性格が曲がっちゃった原因とか、過去にも迫れたらよかったんだろうけど。映画開始~70分間は怖いキュアシュプリーム( ;∀;)

プリキュアは、悪者にもいいところがあったり、後々味方になったりするけど、キュアシュプリームはひたすら怖かったな・・・。

後半、怒涛の走馬灯。知らないシーンばかり。

映画「プリキュアオールスターズF」は、「繋ぐ(つなぐ)」がテーマの作品です。

「F」には、「friend(友だち)」の意味が込められていると言われています。

後半の戦闘シーンでは、キュアスカイ・キュアプリズム始め、手をつなぐプリキュアのシーンが多いです。

それに合わせるように、歴代のプリキュアたちが出会ったシーンやぶつかったシーンが走馬灯のように流れます。

ひろプリのキュアスカイ・キュアプリズムは、2023年9月にテレビアニメで放送された第5話の回想シーンが流れました。こちらは、つい最近テレビで見たばかりなので、あぁあのシーンね!となりましたが、他の歴代プリキュアたちの感動の名場面シーンは正直よくわかりません。

勉強不足なので、しかたないですが、そもそも生まれて数年の幼児たちを対象にした映画で、こんな古いシーンの需要ある?!と疑問に思います。

大きいお友達には嬉しいシーンだったと思いますが、プリキュア歴の浅い子どもたちには辛い時間です。

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映画「プリキュアオールスターズF」を親子で楽しむための事前準備

プリキュア歴数年の子ども&その親が、楽しく視聴するには、1にも2にも「とにかく過去作を見る!」に尽きると思います。

しかし、じゃぁ20年分全部見なければならないかというと、それは辛いですね。見ている間に映画の公開期間が終わっちゃいそうです。

とりあえず歴代プリキュアのリーダー&追加戦士をチェック

映画「プリキュアオールスターズF」では、78人(79人?)のプリキュアが出ますが、すべてのプリキュアが同じように出るのではなく、よく出てくるプリキュアは以下の17人です。まずは、こちらの17人から押さえましょう。

スカイチーム

  • 2023年「ひろがるスカイ!プリキュア」のソラ(キュアスカイ)
  • 2023年映画限定のプリキュア、プリム(キュアシュプリーム)
  • 2022年「デリシャスパーティ♡プリキュア」リーダーのゆい(キュアプレシャス)
  • 2021年「トロピカル~ジュ!プリキュア」リーダーの真夏(キュアサマー)

今作・前作・前前作のリーダー+シュプリームというわかりやすいメンバー構成です。

プリズムチーム

  • 2023年「ひろプリ」の ましろ(キュアプリズム)
  • 2022年「デパプリ」追加戦士の生徒会長(キュアフィナーレ)
  • 2021年「トロプリ」追加戦士で人魚のローラ(キュアラメール)
  • 2020年「ヒーリングっど♡プリキュア」リーダーの のどか(キュアグレース)

ましろちゃんのチームは、前作・前前作の追加戦士+その前の年のリーダーというまぁまぁわかりやすいチーム構成。

 

ウイングチーム

バタフライチーム

歴代プリキュア名シーンのおさらい

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