兵庫県知事告発男性(渡瀬康英)の死因は？「自殺」は強要されたのか？

兵庫県知事のパワハラを告発した男性が、特別委員会への承認出席前に亡くなりました。

パワハラ告発をした男性、渡瀬康英（わたせ・やすひで）さんの死因は何だったのでしょうか？

「自殺」という報道に「怪しい」という声も多数あります。

渡瀬康英さんの死因についてまとめました。

兵庫県知事パワハラ告発の男性死亡

2024年3月に文書「斎藤元彦兵庫県知事の違法行為等について」を公開した渡瀬康英さん（60歳）。

渡瀬康英さんは、兵庫県西播磨県民局長をしていました。

渡瀬康英さんは、文書提出後、斎藤知事に「嘘八百」「事実無根」とののしられ、定年直前に「兵庫県西播磨憲局長」を解職。

渡瀬康英さんは、退職を願い出ていましたが、渡瀬康英の「内部告発」が誹謗中傷にあたることを理由に、退職は保留され、停職3か月の懲戒処分がくだされました。

兵庫県斎藤知事

その後、渡瀬康英さんは、2024年7月19日の「百条委員会」に召喚されます。

しかし、「百条委員会」に提出する証拠、証言の音声データなどをすべて整えた後、急死していたことが、2024年7月8日に報道されました。

兵庫県斎藤知事のパワハラを内部告発した男性・渡瀬康英さんの死因は何だったのでしょうか。

渡瀬康英さんは、2024年7月の夜、渡瀬さんの親族が警察に行方不明届を出し、兵庫県姫路市内の民家で亡くなっているのが見つかりました。

渡瀬康英さんは、「死をもって抗議する」という音声データを残しており、「自殺」と報道されていました。

2024年7月8日　NEWS WEBより

告発男性・渡瀬康英さんの死因は本当に自殺だったのでしょうか。

SNS（X）では、渡瀬康英さんの「自殺」に疑問を抱く声も多く見られます。

「縊死（いし）」は、首吊りのことを言います。

渡瀬康英さんは、「遺書を残して自殺」したとされていますが、「自殺」の内容が「首吊り」であったならば、「自殺」現場に第3者がいた可能性も否めませんね。

兵庫県では、2024年3月に神戸大学の名誉教授・五百旗頭真（いおきべ・まこと）さんが亡くなっています。

五百旗頭真さんの死因は急性大動脈解離です。

渡瀬康英さんの告発文によると、亡くなる前日に、高血圧で心臓が悪かった五百旗頭真（いさおべ・まこと）さんの元を、兵庫県副知事の片山氏が訪問。

五百旗頭真さんが理事長を務める「ひょうご震災記念21世紀研究機構」の副理事長2人を解任するよう通告し、五百旗頭真さんは激昂していたようです。

その日、五百旗頭真さんは興奮して眠ることができず、次の日に大動脈解離で亡くなっています。

兵庫県知事のパワハラを告発した男性・渡瀬康英さんの死について、ytvは男性が亡くなる前に、知人の県関係者と交わしたSNSのやり取りを公開しています。

「委員の一部から厳しい質問が飛ぶと思います」とのメッセージに対し、渡瀬康英さんは「ありがとうございます。頑張ります。」と返信しています。

また、兵庫県職員の内部調査でも、3割ほどの職員が「斎藤知事のパワハラを見たり聞いたりした」と回答。

渡瀬康英さんには、県庁内に見方が多数いたであろう状況で、「自殺」を選んだと報道されたことに対し、疑問の声も多いようです。