台湾の副大統領を4年勤め、台湾大統領選の超有力候補である頼清徳(らい・せいとく)さん。
政治家でありながら、内科医の資格を持つインテリです。
頼清徳さんの学歴についてみてみましょう。
台湾大統領?頼清徳(らい・せいとく)とは
頼清徳(らい・せいとく)さんについて見ていきましょう。
- 名前:頼清徳(Lai Ching-te)
- 生年月日:1959年10月6日
- 年齢:65歳
- 出身:台湾省台北県
- 所属:民主進歩党
1996年に54歳で国民大会代表に当選して以降、政治家として活躍しています。
2019年の総選挙に立候補しましたが、蔡英文さんに敗れ、副大統領になりました。
頼清徳の学歴!ハーバード卒のインテリ?
頼清徳(らい・せいとく)さんの学歴を見てみましょう。
頼清徳さんの学歴として主に以下の3つが挙げられます。
- 国立台湾大学医学部リハビリテーション科
- 国立成功大学医学部学士編入課程
- ハーバード大学公共衛生大学院
頼清徳はハーバードで博士号を取得!
成功大学卒業後、1996年に37歳で政界に足を踏み入れた頼清徳さん。
長男・次男も誕生します。
頼清徳さんは、国会の休会機関を利用して、ハーバード大学ハーバード大学公衆衛生大学院修士課程に入学。(妻・長男・次男とともに渡米)
台湾からアメリカへ出国した際には、記者会見を開き、自身がハーバード大学公衆衛生大学院に在籍している間の市民奉仕の仕方を説明したそうです。
頼清徳さんは、ハーバード大学修士課程に3年間在籍し、公衆衛生分野で博士号を習得しています。
1991年、成功大学を卒業!
頼清徳さんが26歳で入学した国立成功大学は、台湾中南部の最難関大学!
台湾の7名門大学の一つです。文学部、理学部、バイオテクノロジー学部、工学部、電気情報学部、設計学部、管理学部、医学部、社会科学部があり、多くの政治家を輩出しています。
頼清徳さんは、国立成功大学で、1991年に医学の博士課程を修了しています。
ちなみに、大学在学中の1987年、在学中に知り合った呉玫如さんと結婚しています(^^)
1982年、国立台湾大学で理学博士を取得!
頼清徳さんは、1978年に国立台湾大学医学部リハビリ学科に入学しました。
大学在学中は、家庭教師をし、学費と生活費を稼いでいました。
1982年に国立台湾大学の理学医学およびリハビリテーション学部を卒業。理学士号を取得しています。
1979年に台北市建国高級中学(高校)卒業
頼清徳さんは、1979年に台北市立高級中学(日本の高校に相当)を卒業しています。
頼清徳さんが卒業した台北市立高級中学は、台湾最古の公立高校(1898年設立)です。
公立の男子校で、台湾の上位1%以内の成績の男子しか入学を許されない最難関のエリート高校です。
頼清徳さんが在籍した中学(万里中学)では、頼清徳さん以前には台北市立高級中学の合格実績がなく、頼清徳さんが万里中学初の合格者だったそうです。
頼清徳さんは、幼いころに父親を亡くし、貧しい家庭で育ちました。台北市立高級中学の入学は、コネなどではなく実力だったのですね。
なぜ内科医の頼清徳が副大統領に?
なぜ、内科医としてエリート街道を進んでいた頼清徳さんが、政治に進出するようになったのでしょうか。
1994年、頼清徳さんが国立成功大学病院の首席研修医だった時、台湾で初めて台湾省総督の直接選挙が実施されました。頼博士はこの時、陳廷南を支援する台南医師会の会長として公務に関わり始めたそうです。
そして、1996 年の台湾海峡危機の際、ライ博士は民主主義の追求において先人たちに倣うことを決心し、医師としてのキャリアを捨てて政界に進出しました。
同年の国会議員選挙では台南市のトップの得票者となり、国会廃止という歴史的使命に乗り出しました。
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